【納材事例紹介】野田村立野田小学校 移転新築

令和7年8月5日、移転新築された野田村立野田小学校の竣工式が執り行われました。
新校舎は鉄筋コンクリート造でありながら、内装には大胆に木材が使用されており、大変明るい雰囲気の校舎内となっています。


文部科学省の調査レポートによると、非木質校舎と比較して木質化された校舎では数々の有益な効果が認められるそうです。
例えば、
◇ 木質化された教室では、子供たちのストレスが和らぎ、体調不良による欠席が減少し、さらに授業への集中力が高まる効果が確認された
◇ 校舎内が広々と感じられるようになり、生徒たちが心地よさや自分の居場所をより感じながら生活している様子がうかがえる
◇ 木材には調湿効果があるため、年間を通して校内で快適に過ごせるほか、結露が減少したため転んで怪我をする子供が少なくなった。また、インフルエンザの蔓延が抑制される傾向も見られる
などなど・・
壁や床の内装材には、新校舎が建つ前にこの地で育った杉やナラの木材が主に使われています。
まさに地産地消ですね
大沢住資では、野田村産の木材をはじめ、各種木材を用途に応じて加工製作し、施工現場への納材までを手配させて頂きました。
弊社での製材に加え、各請負業者様の丁寧なお仕事のおかげで、素晴らしい仕上がりとなっています。


新校舎のフローリングには、野田村産のナラ材が使われています。
ナラ材は強度が高く耐水性があり、古くから建具、天井材、床材などに用いられてきました。
また、タンニンという成分が含まれており、防虫効果にも優れているそうです。


壁沿いの羽目板や校舎内の窓枠には、野田村産の杉材がメインに使われています。
杉材は日本で最も馴染みのある木材と言っても過言ではありません。
柔らかな木質は、ぶつけたときの痛みを和らげ、温かみのある風合いで誰もが癒されることでしょう。


体育館のステージ框や階段には、肌触りが滑らかで強度に優れたタモ集成材が使用されています。
また、ギャラリーの手すりや格子材には、軽量で扱いやすく、耐久性に優れた赤松集成材が使用されています。


メインホールにある中央階段の手摺および化粧格子は杉の積層集成材を使用。
円形デザインの曲げ加工においては、躯体との調和のために高い精度の曲線加工が必要でした。
現場の施工業者と何度も綿密に打ち合わせを行い、柔らかく美しい曲線階段を仕上げることができました。
新校舎は令和7年8月20日、二学期の始まりより開校となりました。
野田村で学び育まれる児童の新たな学び舎として、とても素晴らしい環境が整えられましたね!
2025年9月19日
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